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「ノーサンガー・アベイ」

coverノーサンガー・アベイ/ジェーン・オースティン
中尾真理 訳 キネマ旬報社

オースティンといえば、「エマ」や「高慢と偏見」のように
主人公は美人で聡明、というキャラクターが多いのですが、
初期の作品だからなのか、この「ノーサンガー・アベイ」の
主人公キャサリンは、ぶっちゃけ非常に平凡です。
でも17歳という若さならではの素直な性格と、
ちょっぴり怪奇小説オタク(w)な趣味が微笑ましいので
物足りなさはすぐに解消。またヘンリー・ティルニーという紳士の
会話の軽妙さが心地よく、軽く読んで楽しめる作品でした。

とりあえず心に残った一節を。
主人公がヘンリーの前で大失態を演じて落ち込んだあとのシーン。

 こうしたいくつかの点について心を決め、将来はいつも大いに常識を生かして判断し行動しようと決心を固めると、あとはすることと言えば、自分を許し、これまで以上に幸せになることだけだった。

なかなかこうも楽観的には考えられないものではありますがw
思わず力づけられたような気がしましたよ。
失敗して思いっきり反省したあとは、ちゃんと立ち直らなくちゃね!(握り拳)

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