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「ベーオウルフ」

ベーオウルフ
ベーオウルフ
posted with 簡単リンクくん at 2005. 9. 5
ローズマリ・サトクリフ著 / 井辻 朱美訳
原書房 (2002.10)

トールキンの指輪物語にも影響を与えたということで
“そういう物語がある”程度には知ってた「ベオウルフ」。
いかんせん「イリアス」で苦労したもので、叙事詩と聞いただけで
足が遠のくというか手が重いというか、どうにも腰が引けてたんですが、
映画「Beowulf and Grendel」公式ページ(英語)でのジェラルド・バトラーの
もさもさヴァイキングっぷりが素敵だったので、さくっと鞍替えw(←節操なし)
日本公開を願いつつ原作を読んでみることに。
なるべく読みやすいのをと探して見つけたのがサトクリフ版。
小説になっているので苦労なく物語に入り込めました。
ギリシア神話もこの人ので読んでおけば良かった……! と思うほどに。

ストーリーは大きく二つに分かれていて、ベーオウルフが一方は若き英雄として、
もう一方はその50年後に老いた英雄として怪物退治をする、というもの。
とにかくこのベーオウルフが高潔で強く思慮深く友誼にも厚い、と
ものっそいい男です。出来杉くんです。
しかもユーモアのセンスもありそうな雰囲気だし、
おそらく男が惚れる男って、こんな感じではないかと。
あと、登場人物に指輪物語のキャラクターを彷彿とさせる部分があったりして
(セオデンとか蛇の舌とか。グレンデルはゴラムか?)
やはり原点なんだなあ、とそちら方面でも楽しめました。

前述の映画の公式ページには、アイスランドでの美しいロケ写真がアップされてて
北欧神話の雰囲気をつかむのにお薦めです。
余談ですがこれとは別にロバート・ゼメキス監督の「ベオウルフ」てのも
2007年公開予定でこれから撮影されるようです。
ベオウルフ役がレイ・ウィンストンてところを見ると、
かなり毛色の違うものになるんではなかろうかと予想。
しかもグレンデルがクリスピン・グローバーなので、
そちらも違う意味で期待したいですw

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